その後のイバラトミヨはどうなったのでしょう??

中仙南部環境保全グループ案内板より
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(イバラトミヨ雄物型はトゲが黒いのが特徴です。)
別名 ハリザッコ・トンギョ・トゲオ
イバラトミヨはトゲウ科の淡水魚です。

体長4,5cm前後で、背びれに8-10本のトゲがあります。生息域は主に湧水(ゆうすい)のある低温でや、湧水が流れ込む水路などに住んでいます。

最近は生息域が減少していて「県版レッドリスト」では「
絶滅危ぐ種TA類」に分類されています。

秋田県は
イバラトミヨの生育環境が大規模圃場整備によって失われないよう、平成14度から生態系保存型の圃場整備事業を進めています。
(詳しくはこちらへ http://www.pref.akita.jp/fpd/news/tomiyo-01.htm

 当社はこのイバラトミヨが水路の一部で生息できる
生態系保全型水路を施工いたしましたが、その後イバラトミヨはどうなっているの?という問い合わせを頂きましたので、平成22年11月10日に施工場所を訪れてみました。

 保存型水路は素掘りの溝の側面に自然石を張り付け、底にはイバラトミヨ生息域から運び出した水を入れるという構造です。

施工場所 その1
 平成22年11月10日
 施工場所その1 上流部
 水草、藻などが生い茂り自然と一体となった水路になって
 いました。
 施工場所その1 下流にて
 
イバラトミを発見!!体長約4.5cm
 水から出るとトゲはたたまれてしまうんですね。
 撮影後はリリースしました。
 上イバラトミヨ 背中のトゲがよく見えます。
 中:どじょう どじょうの生息数の方が多いです。
 下:ヨコエビ イバラトミヨの餌でもありますが、昔は地元でも食べていたそうです。撮影後はリリースしました。
 川底の自然石の間には、みどりの藻が広がっていました。

 ←施工場所その1 上流部
 
 体長約7cmのイバラトミヨを発見!あまりの大物にちょっと興奮しました。

 ヨコエビなどの餌が豊富で住みやすい環境なんですね。

 撮影後はリリースしました。

施工場所 その2
 施工場所その2
 川底は水草、藻に覆われていますが、側面はきれいなままでした。自然石の形がさまざまなので、より自然にとけこんでいて、美しい風景だと感じました。
 施工場所その2 上流部
 体長 4cmの
イバラトミヨを発見!!体がほっそりしていたのでまだ若いのかもしれません。撮影後はリリースしました。
絶滅が危惧されているイバラトミヨがですが、環境を変えないような生態系保存型水路のお陰で現在でも元気に泳ぐ姿を確認できました。その他にもヨコエビやどじょうやクキなどの魚を見つけることが出来、大変うれしく思いました。自然環境を保ちながら、人間も他の生物達も快適に暮らしていく為の努力は続けていかなければいけないと改めて感じました。 


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